少年野球スコア書き方「守備妨害①」
守備妨害は、攻撃側の選手が故意に守備側の選手のプレーを妨害した場合などに適用され、アウトが宣告されます。守備妨害は、『イリーガルプレイ(illegal play)』とも呼ばれ、野球スコアとしては、アルファベットで『IP』と書きます。
さて、スコアの書き方を見ていきましょう。下のイラスト例では、まず先頭打者がライトへの3塁打で出塁しました。そして、次の打者がキャッチャーゴロを打ち、キャッチャーがファーストへ送球した場面で守備妨害がありました。具体的には、打者走者が意図的にファーストの捕球を邪魔しようと、ダイヤモンドの内側を走塁し、結果としてファーストへの送球が打者走者に当たりました。
このプレーは、打者走者によるファーストへの守備妨害であるため、『IP3』と記入し、これによりワンアウトとなったためマス目中央に『Ⅰ』が入ります。IP3だけ記入しても野球スコアとしてはOKですが、キャッチャーからファーストへの送球があったため、分かりやすく『2-3』を記入しても良いでしょう。ちなみに、打者走者が一塁に到達するまでに守備妨害が発生した場合は、 すべての走者は投手の投球時の占有塁に戻すことがルールとしてあるため、三塁走者は元の塁に戻され、ワンアウト三塁から試合再開となります。
最後まで読んでくれてありがとう~。また読んでくださいね。
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【打率の計算】 に kenty より