少年野球スコア書き方「盗塁と悪送球」

「盗塁」に加え、キャッチャーの「悪送球」により1塁ランナーがいっきに3塁へ進塁するケースがあります。スコアはどのように記入すべきでしょうか。

上のイラストは、まず先頭の1打者がフォアボールで出塁し、次の打者の3球目で投球と同時に1塁ランナーがスタートを切った場面です。キャッチャー(2)は2塁ベースカバーに入ったショート(6)に送球しましたが、悪送球となりセンターへ到達しました。この間に1塁ランナーは3塁へ進塁しました。

今回の例では、1番打者はフォアボールにより出塁したため、マス目右下に『B』を記入します。さらに、盗塁で2塁へ進塁したためマス目右上には『S』とし、2塁から3塁への進塁はキャッチャーの悪送球（エラー）によるため、マス目左上に『2E-6』が記入されます。

すなわち、1塁⇒2塁への進塁は『ランナーの盗塁』、2塁⇒3塁への進塁は『キャッチャーの悪送球エラー』という2つのプレーの組合せを、野球スコアに記録する形となります。

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