自動スタート

「自動スタート」

ランナーがいる時、盗塁などのサインがなくても自動的にスタートを切る状況のことを言うよ。具体的には、フルカウント(2アウト、3ボール・2ストライク)で次にあげるランナーの時だよ。

  • ランナー1塁の時、1塁ランナー
  • ランナー1塁2塁の時、すべてのランナー
  • ランナー1塁3塁の時、1塁ランナー
  • ランナー満塁の時、全てのランナー

なぜ、自動的に走るかというと、これらのケースの場合、バッターがどんな結果であっても、走ることにデメリットはないからだよ。例えば、イラストのように満塁でフルカウントのケースは、

  • 三振なら、3アウトチェンジ
  • 四球(フォアボール)なら押し出し1点
  • 死球(デッドボール)なら押し出し1点
  • ヒットなら、スタートを切っていた方が、より点数が入る確率が高くなる
  • ・・・といったように、スタートを切るデメリットは何もなく、メリットしかないんだ。逆に、ランナー2塁でフルカウントで自動スタートとならない理由は、例えばバッターが四球(フォアボール)の結果だった時に、キャッチャーが3塁に送球して盗塁死になる可能性があるからだよ。

    プロ野球においては、この自動スタートを忘れてスタートを切らなかったことは見たことが無いけれど、少年野球においては子供たちに浸透させるのは結構難しいところがあるから、監督・コーチがキチンと教えてあげるのが一番だね。(^^) 

    最後まで読んでくれてありがとう~。また読んでね。

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