少年野球スコア書き方「タッチアップ」
こんにちは、kentyblog.comのkentyです。
今回の少年野球、スコアブックのテーマは、「タッチアップ」の書き方についてです。
2アウト以外(ノーアウト or ワンアウト)において、野手が飛球(フライ)を捕球した場合、ランナーは帰塁していれば、次の塁を狙うことができます。このように、
打者の飛球を野手が捕球した後に帰塁すること、または捕球前に帰塁しておくことをタッチアップといいます。ただ、「タッチアップにより次の塁へ進塁すること」自体をタッチアップと呼ぶケースが多いですね。
もう1点ポイントとして、タッチアップの中でも「犠牲フライ」という言葉があります。犠牲フライは、タッチアップにより走者が3塁→本塁へ生還し得点が入るケースです。これに対し、走者が2塁→3塁や、1塁→2塁など得点にならない進塁は犠牲フライとは言いません。
下イラストをご覧ください、まずは、タッチアップのケースです。
イラストは、ノーアウトで2番打者が二塁打で出塁し、3番打者がライトへフライを放って、走者が2塁から3塁へ進塁した場面です。スコアはどのように書くのでしょうか。
まず、2番打者の欄には、3番打者により2塁から3塁へ進塁したため(3)と書きます。打点がつかないため、③ではなく(3)と記入します。
次に、3番打者の欄には、フライでワンアウトになったため中央にⅠを記入します。そして、ライトへのフライのため、9の数字の上にフライの記号を記入します。
次に、犠牲フライのケースです。下イラストをご覧ください。
イラストは、ノーアウトで2番打者が三塁打で出塁し、3番打者がレフトへ犠牲フライを放って1点が入った場面です。スコアはどのように書くのでしょうか。
まず、2番打者の欄には、3番打者による本塁進塁で打点が付くため③と書きます。(打点が付く場合は〇の中に打点を挙げた打順を記入することになります。)また、この点数は投手の自責点のため、中央に赤●を記入します。
次に、3番打者の欄には、犠牲フライでワンアウトになったため中央にⅠを記入します。そして、犠牲フライの場合は、△の中に守備番号を記入します。今回の例はレフト犠牲フライのため、△の中に守備番号7を記入する形となります。
ちなみに、タッチアップによる進塁の場合は打者に「打数」がカウントされますが、「犠牲フライ」の場合は「打数」としてはカウントされません。すなわち、打率は下がらないのです。
それでは、またお会いしましょう。(^^)
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