少年野球スコア書き方「タッチアップ失敗(離類早い)」
タッチアップとは、フライアウト後に走者が元にいた塁に帰塁していれば次の塁を狙うことができます。今回のケースは、野手がフライを取る前に走者が塁を離れた(離塁)場合のスコアの書き方です。
考え方は、『タッチアップの離塁が速い』を『フライアウト時に帰塁が遅れた』と読み替えて良いと思います。では、下イラストのケースで説明しましょう。
①最初の打者が三塁打により出塁
センターへの当たりで三塁打により出塁しました。
②次の打者がレフトフライにより、三塁走者がタッチアップにより本塁を狙う
レフトフライにより、1死となったため、打者の中央欄に『Ⅰ』が記録。また、走者はタッチアップにより本塁を狙うも、離塁が速かったため、レフト→ショート→サードと送球が送られダブルプレーとなりました。このため、走者欄の左下には『7-6-5C』が記録(5Cはサードが3塁ベースを踏むの意味)、これで2死となったため中央には『Ⅱ』と記入されます。更に、ダブルプレーとなるため、『DP』を右側へ記入すると良いでしょう。
厳密に言うと、タッチアップにより離塁が早かったケースは、審判に対してアピールが必要となります。スコアを記録するのであれば、上記で十分でしょう。
最後まで読んでくれてありがとう~。また読んでくださいね。
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