お母さんの野球講座45スコア
【ファウルチップ】

少年野球スコア書き方「ファウルチップ」

バットにほんの少しだけ当たって(チップして)、投球の勢いそのままにキャッチャーがそのままボールを捕るような打球をファウルチップと言います。鋭い打球をキャッチャーが直接捕球していることが条件であり、捕球できなければ「ファウル」となりますが、スコアはどのように書くのでしょうか。

上のイラストは、無死2ボール・2ストライクから打者がファウルチップしてキャッチャーが捕球した場面です。ファウルチップは、ファウルと異なり『空振りストライク』として扱われます。このため、打者の記録としては空振りストライクの記号に加え、三振によるアウトが記録され、マス目中央にはワンアウトである『Ⅰ』を記入します。では、次のイラスト、バントによるファウルチップはどうでしょうか。

上イラストは、先頭打者が四球による出塁でノーアウト1塁の場面です。投球と同時にランナーはスタートし、打者は2ボール2ストライクからスリーバントを試みるも、ファウルチップで投球がキャッチャーミットに収まり、三振アウトとなりました。先程の例と同じで、ファウルチップはファウルではなく「インプレイ」すなわちプレイ進行中ですので、1塁ランナーが2塁に到達すれば、盗塁『S』が記録されます。
補足ですが、打者のボールカウント欄には、ストライク『〇』記号の中に黒点を付けて、バントによる空振りであることを記入し、更に盗塁が企画された球には、赤丸で括ると分かりやすいですね。

最後まで読んでくれてありがとう~。また読んでくださいね。

「野球スコアの書き方」を一覧にしました↓

野球スコア一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です