少年野球スコア書き方「スクイズ成功」

『スクイズ』は、ランナーが3塁にいるとき、バントによりランナーを生還させ1点を狙う作戦です。また、『2ランスクイズ』と呼ばれ、ランナーが2・3塁にいるときに、バントにより一気に2点を狙う作戦もあります。

さて、スコアの書き方を見ていきましょう。下のイラスト例では、まず6番打者がライトへの3塁打で出塁しました。そして、次の7番打者が2ボールからの3球目をスクイズ。ピッチャー(1)前にバントで転がし、ピッチャーはゴロを捕球しファースト(3)へそのまま送球、1アウトとなりましたが1点入りました。
送りバントと同じで、打者欄には1-3と記入し、四角で囲みます。バントであっても7番打者に打点が付きますので、6番打者の左下に⑦を記入し、7番打者による打点付きの生還であること、また、赤丸●を記入することでピッチャーの自責点を記録します。

次に、『2ランスクイズ』のイメージは下イラストになります。まず、7番打者がヒットで出塁し、8番打者が2塁打を放ち、ノーアウト2・3塁になりました。そして、9番打者が3球目でスクイズを敢行、サード(5)が捕球しキャッチャー(2)へ送球するも間に合わず、ファースト(3)へ送球し1アウト。しかし、攻撃側の2塁ランナーも本塁を狙い見事に生還しました。
9番打者の欄には、5-2-3と記入し四角で囲み、バントによりアウトになったことを記入します。また、9番打者には2打点が記録されるため、7番・8番打者にはそれぞれのマス目左下に⑨を記入。さらに、7番・8番打者の中央に赤丸●を記入することでピッチャーの自責点を記録します。

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