少年野球スコア書き方「防御率の計算」
こんにちは、kentyblog.comのkentyです。
今回の少年野球、スコアブックのテーマは、「防御率の計算」についてです。
ここでクイズですが、下図のように防御率2.45のA君と防御率4.50のB君を数値だけで見た場合、どちらが優れているでしょうか。答えはA君です。防御率とは1試合投げた場合に、何点取られるかを数値で表したものなので、数値が低いほうが優れていることになります。2.45とは1試合投げて取られる点が2~3点程度であることを表しているのです。
計算方法としては、
防御率=自責点×9÷投球回となります。自責点とは投手の責任で取られた点数で、これに9イニング投げた場合として9を掛けます。最後に投球回で割り算を行います。
例:自責点3、投球回数5回の場合は、
防御率=3×9÷5=5.40となります。
では、投球回が5回と2アウト分だと、どのように計算するのでしょうか?これは、野球は3アウトで1回なので投球回を5回と3分の2として計算します。
例:自責点3、投球回数5回2/3(=17/3)の場合は、
防御率=3×9 ÷ 17/3=4.76となります。
少年野球においては、9イニングを投げることはなく、投げても5イニングだと思いますので、自責点に9を掛けるのではなく、5程度で良いかと思います。これに関しては特にルールが無いので、チーム内で決めるとよいでしょう。
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