緩慢(かんまん)プレー

「緩慢(かんまん)プレー」

全力でプレーすることを怠ってることを言うよ。怠慢(たいまん)とも言うね。

守備側の例では、「打球に対して全力で追わない」ようなプレーだよ。「この打球なら、相手は次の塁を狙わないだろう・・・」と隙を見せてしまうと、単打が2塁打に、2塁打が3塁打に変わってしまうこともあるんだ。

攻撃でも同じ、打った打球に対して、「アウトだな・・・」と勝手に判断してしまい全力疾走を怠ると、セーフになっていたかもしれない場面でアウトになる。または、セーフだったとしても次の塁に進めていたかもしれない。

2021年プロ野球の横浜DeNA 対 巨人の試合で、同点9回裏2アウトランナー無の場面で、桑原選手が2塁後方へフライを打ち上げた。この時、おそらく「アウトだろう」と自分で判断し、全力疾走を怠った。フライは1塁手と2塁手がお見合いする形で、ポテンヒットとなったが、全力で走っていなかったため、本来であれば2塁に行けたのに、1塁止まりになった。

サヨナラとなるランナーが2塁にいるか、1塁にいるかではピッチャーにかかるプレッシャーが全然異なる。最終的に試合は引き分けに終わったが、横浜DeNAの三浦監督からは「二度とするな!」と叱られたそうだ。

2019年の阪神 対 巨人でも、2アウト2塁でランナーの糸井選手が怠慢走塁で本塁直前でタッチアウトになった。せっかくチームメイトの大山選手がフェンス直撃の当たりを打ったのに、おそらく「余裕でセーフだろう」と自分で判断しジョギングしながら走塁したのだ。

野球ファンとしては、これらのプレーにはがっかりした。でも、桑原選手と糸井選手はしっかりと反省したはずだよ。(^-^;

最後まで読んでくれてありがとう~。また読んでね。

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