「ボーク」
ピッチャーの反則行為をボークと言うよ。ランナーがいる時は、1つ先の塁に進塁権が与えられるんだ。また、ランナーがいない時は、打者のボールカウントが1つ増える。
ボークの代表例を4つ紹介するね。
①セットポジションから完全静止しない投球
ボーク例①のように、ピッチャーは セットポジションに入った時、完全静止する必要があるんだよ。これをせずに、すぐに投球するとボークをとられる。完全静止の時間に決まりはないけど、感覚的には1秒くらいかな~。
②セットポジションから肩をひねる
ボーク例②のようにピッチャーは セットポジションに入った時、首から下を動かせないんだよ。肩を大きく動かしてしまうとボークになる。
③けん制方向へ足を踏み出していない
ボーク例③のようにピッチャーは けん制方向へ足を真っすぐに踏み出す必要があるんだよ。イラストのように、中途半端に踏み出しているとボークをとられる可能性がある。
④左投手の1塁けん制時の足の上げ方
ボーク例④は左投げ投手の1塁へ送球する時の足の上げ方のイラストだよ。左側の絵のように、足が交差しない状態であればけん制できるんだ。だけど右側の絵のように、 上げた足が交差したり(赤丸部)、ピッチャープレート(投手板)の後ろのラインを2塁方向へ超える(黄色丸部)と、本塁へ投球しなければならないんだよ。この足の上げ方で、けん制球を投げてしまうとボークとなるんだ。
最後まで読んでくれてありがとう~。また読んでね。
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