お父さんの野球講座26・審判のカウントミス
こんにちは、kentyblog.comのkentyです。
少年野球の学童大会で、審判のミスにより20分試合が中断することが起きました。審判はお父さん審判ではなく、公式審判員です。いったい何が起きたのでしょうか。まず、きっかけとなったプレーについて下イラストで確認しましょう。
一死2塁・3塁で、ワンストライクからスクイズを試みましたが、打者が空振りで3塁ランナーアウト、二死3塁に変わりました。しかし、主審はこの時、インジケーターのストライクカウントを増やさず、次のプレーに進んだのでした。
スクイズ失敗後、本来は二死3塁2ストライクで続くプレーのはずですが、主審は1ストライクと間違えた状態で、打者は次の球を空振りしました。三振でチェンジのはずが審判は当然気づかず、次の投球で投手がモーションに入った際に、守備側ベンチから抗議があり、投手が投球動作を止め、プレーが中断しました。お互いのベンチの主張はどうだったのでしょうか・・・
攻撃側チームの主張
審判がプレーを続行したのでインプレーとなり、投手は途中で投球動作を止めたため、ボークとなり1点が認められるのでは?
守備側チームの主張
そもそも、三振アウトで終わっていたはずなので、スリーアウトチェンジでしょう?
結局、お互いのベンチの主張で折り合いがつかず、なんと、上イラストの1死2塁・3塁でノーカウントからゲームを再開することになりました。
このプレーの教訓として、ベンチの監督・コーチはストライクカウントを随時確認して、誤りがあれば投球前に抗議をすることです。また、審判もスクイズや盗塁時に、インジケーターの変更漏れがないようにしなければなりません。ましてや公式審判員なのですから・・・といいながらも、私もお父さん審判として主審をする際に、盗塁時のインジケータを変更し忘れがちなのですよね・・・(^^)。
いや~、野球っておもしろいですね。またお会いしましょう!
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